文化・芸術

祈りの癒し

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1か月ぶりの甲府。まさかこんなに頻繁に来ることになるとはcoldsweats01

今回は待ちに待った千住明さん&亀ちゃんのコラボ。新年会で発表になってからずっと楽しみにしてたビッグイベント。

しかしメチャメチャ暑かったぁ。まるで真夏のような陽射しに早くもグッタリ(;;;´Д`)ゝ。
ETC渋滞を見越して早くに出てきたのはいいが、拍子抜けするほどガラガラで開演まで時間もたっぷり。せっかくなので7年に一度の御開帳中の甲斐善光寺に立ち寄る。

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御本尊を前にしばし瞑想。自然と心が解きほぐれていくのが心地よい静かなひととき。
日々無事に過ごしている幸せを感謝して会場の山梨県民文化ホールへ。

甲府駅からほど近い立派なホール。館内には歌舞伎の夏巡業のポスターも。
入場時にパンフレットと記念ボールペンを戴く。身延山のボールペン、ご利益がありそうだな。

コンサートは2部構成。オーケストラは「日本フィルハーモニー交響楽団」。オーケストラを体験するのはかなり久しぶり。やっぱり生音はいいよね。ゲストピアニストに高橋多佳子さん。

楽曲リストは以下の通り

第1部
・Dry&Wet
・日本映像の20世紀メインテーマ
・KYRIE
・「風林火山」組曲より
メインテーマ/我に力を/侵掠すること火の如し/戦いは我が人生の如し/風林火山(燃ゆる日輪)
・ピアノ協奏曲「宿命」第1楽章

第2部
・Memories(Love Theme For RAMPO)
・RED GARDEN~赤い庭
・鋼の錬金術師 メインテーマ
・Russia,The Empire
・PRAYER
・詩篇交響曲「源氏物語」 序曲 終曲

アンコール
・GRAND ODYSSEY
・NextDoor

楽曲は千住さんの代表曲や思い出のある曲をセレクトしたとのこと。テレビやCMで使用されているものも多く、懐かしく心地よい空間。
1曲ごとに壇上から降りて曲のエピソードを語る千住さん、とても誠実で良い人柄が伝わってくる。
個人的にはドラマ「砂の器」の宿命を生で聴けて嬉しかった。それと悲しい事故で亡くした友人に向けて作ったPRAYERという曲、千住さんの哀悼の気持ちがヒシヒシと伝わってきたよ。昨今癒しの音楽と評されているという千住さん、自分にとって音楽は「祈り」だと言っていた。その言葉通りの美しい楽曲だった。

で、亀ちゃん。えっと、てっきり風林火山の曲で踊るのかと思ってたけど、メインテーマの冒頭の台詞(速きこと~)を舞台袖で読み上げるだけでちょっと残念。
でも組曲が終わった後に、髭面&スーツでヒョコヒョコと出てきて千住さんと楽しいトークタイム。前日から甲府入りして、今回もちゃんと武田神社にお参りしてきたそう。武田信玄には一生感謝の心を忘れないと客席に向けて宣言。大拍手!
さすがご当地、御屋形様はまだまだ大人気。
その後今回の主役である身延山のご住職さん(話が巧い!)も登場。亀ちゃんに「武田神社もいいけど身延山にも来てね」って、そりゃそうだ。

もちろん亀ちゃんの出番はこれだけではない。2部ラストの「源氏物語」で、スッポンから真っ白な着物の女形で登場!(席が前方下手だったので亀ちゃんが目の前にhappy02
あの髭はビックリさせるためにわざと剃らずにいたんだなぁ!としてやられた感。
ただ化粧や鬘の感じが、歌舞伎というよりどことなく大衆演劇っぽい雰囲気。。。
オーケストラの前をそそっと通りぬけ、指揮をする千住さんを背に踊る亀ちゃん。ちょっとシュールだった。
後見さんが金色の大きな布を持って現れたので早変わりか?と思いきや、それをサッと羽織るという意外とシンプルな展開にちょっと拍子抜けcoldsweats01。いやいつも豪快に早変わっているからさ。
金の衣装を身に纏った亀ちゃん、たぶん鳳凰とか孔雀のイメージだったんだろうな。

でも存在感は相変わらずスゴイ。会場の空気を一気に変えたし。千住さんと一緒にカーテンコールに応える姿も、なんか千住さんを引き連れてって印象だったし(ゴメン!)

短時間だったけど2カ月ぶりに生亀ちゃんを見れて幸せだったよshine

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つながってる?

またまたご無沙汰です・・・。

体調崩して、でも仕事は鬼のように追いかけてきての毎日でしたが、季節はすっかり春めいてきましたな。

さて今回は真っ暗闇のエンターテイメントの紹介。
「Dialog in The Dark」。ドイツ発祥の暗闇アート。光の全くない空間を、聴覚・触覚・嗅覚など視覚以外の感覚をフル活用して探検していく。数人の仲間と、そしてアテンドと呼ばれる視覚障害者のスタッフとともに。

「まったく見えない」という世界は普段なかなか体験できるものじゃない。
前後左右の感覚さえ麻痺してくる独特の世界に、最初はとまどうものの慣れてくるとなんだか楽しくなってくる。
暗闇では「声」と「手」が頼り。互いに声を掛け合い、そして助け合う。たまたまチームを組んだ見知らぬ同士でも、自然に「つながって」ゆく。
温かいふわっとした風が心を包む。
探検が終わるころにはすっかり仲良くなり、この空間がいつまでも続けばいいのにとすら思えてくるのが不思議。
そしてアテンドスタッフ。当たり前だけど彼らは日々「光」のない世界で生きている。
だからそこが暗闇だろうが関係ない。空間を操るように私たちを助け、また楽しませてくれる。
幸運なことに健常者な私たちは、暗闇という不自由な空間に置かれて初めて、彼らのイキイキとした姿を強く感じ取ることができるのだ。

90分という限られた時間の中で、人とのつながり、健康でいられることの有難さなどさまざまなことを考えさせられる。

機会があればぜひお試しあれ。

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摩訶不思議ニッポン

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浮世絵を熱く語る亀ちゃんにつられて行ってきました江戸東京博物館。
はるばるボストンから「浮世絵」が凱旋帰国。もう二度と見られないかも、という話もあり行ってみることにした。 絵画鑑賞なんていつ以来だろう。。。
写真は好きで割と見に行くのだが、絵は本当に分からない。絵心もセンスも全くない。
でも芸術の秋だし、ね。

両国に着いた時点で既に4時半すぎ。5時半閉館なのでダッシュで博物館へ。
さすがにこの時間なら空いているだろうと踏んでいたのだが、切符売場はガイジンさんの列がcoldsweats02。しかも団体なのに一人ずつチケット買うもんだから時間がかかるかかる。

やっとのことで会場へ。閉館間際だというのに結構な人出。しかも意外に若者が多い。
知識に乏しい自分には、ただ「キレイ」とか「カッコイイ」といったミーハー的な見方しかできないが、でも300年も前の世界がイキイキと伝わってきて、なんだか江戸にタイムスリップしたくなったり。
色彩もそれほどあせてなく、美しい色使いが素晴らしかった。

役者絵は思ったほど多くなかったけど、でもその頃演じていた作品を今も上演してることに改めて驚嘆。伝統を受け継ぐ凄さを感じた。

しかし、これを見たガイジンさん達は“ニッポン”という国に相当カルチャーショックを受けただろうなぁ。自分たちとは全く違う身なり、髪型。そりゃフジヤマfujiゲイシャなイメージが強く残るわ。

こういった作品が海外に流出してしまったことは残念だけど、でも地震や戦火で失っていた可能性もあるし、海外に行ったことで再評価されたってことでもあるんだろうな。

キチンと保管してくれていたことに感謝っすconfident

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